• 《親愛なる一閃》

《親愛なる一閃》

異世界迷宮の最深部を目指そう』6巻がオーバーラップ文庫さんから本日発売です!
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最深部を目指そう(目指すとは言ってない)

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以下反転でイラスト注釈(本文ネタバレ注意!読後とかにどうぞ)
■テーマの芯はローウェン外伝あたりの本文引用。
 「鬱蒼とした森の中にある屋敷。
  その庭で少年は空を見上げる。
 『英雄』にさえなれれば、あの青い空へ飛び出せる。
 『栄光』が自分を幸せにしてくれる。
  そう信じて、剣を鍛え続けた。」
■場所はローウェンが幼少を過ごした屋敷のイメージ。
■形見の剣を受け渡し画面から退場(成仏)する構造。
■色味は暖色セピア→懐かしい場所&あの世っぽくめでたし感。
■上記の理由とカナミの冬の魔法の表現で草木は真っ白。
■「あの青い空」&ハッピーエンド→雲一つない快晴に星で非現実感強調。
■星の長時間撮影っぽいのは年月の経過。
 個人的にレコードの様にも見えてローウェンの擦り切れた人生をイメージ。
■剣元のベラドンナ…前巻はローウェンの象徴があったので今巻は呪いであり死神であるリーパーの象徴。
 花言葉「汝を呪う」「(男性への)死の贈り物」をポジティブに解釈。
 ローウェンを殺すための呪いでありながらローウェンの死を認められなかったリーパーが
 その手で止めを刺し未練を果たした親友を送り出せる、それ自体がまた未練の解消という意味で。
■ローウェン足元のヒガンバナ…直球で彼岸を意味。リーパーを象徴する花を考えた際の名残。
■上巻水中→中巻水面と続いて水からの脱却は「川を舟で渡り岸に辿り着いた水上」。
■舟は”上巻の錨”、”中巻の柩”からのイメージの引継ぎ。
■川は三途の川→カナミは渡し守の役目。
■ローウェンが左に向かってるのは中巻でカナミが柩を導いている方向が左だから。
■丁度二人を繋ぐかのように後方に橋が見えるのはやっと心が通じたことの象徴
 …に見せかけてただ背景を埋める為に「川が有るから橋架けよう」という安直な発想の結果。
 でもそれらしく言えばバレない…バレなくない?
翻译
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2016年01月25日 晚上20点51分